平日 9:00~17:00(日祝定休 / 夏季水・土曜不定休)

電話番号 0748-72-0012

お問い合わせ

EnglishChinese

会社案内 北島酒造について

14代目ごあいさつ Sake温故知新、酒づくりの原点回帰

14代目 北島輝人こんにちは。北島輝人です。家業を継ぐために蔵に入り、十四代目に就任しました。
大学卒業後は酒造研究所で働いていましたが、父が倒れたためUターン。酒蔵の長男に生まれ、いつか自分が蔵を継ぐことはとても自然なことでした。

実は私はあまり酒に強いほうではありません。だからこそ、呑むときは酔い覚めのよい、本当にうまいと思う酒を飲みたい。そうしてたどりついたのが完全発酵の食中酒です。飲めばスッと体に溶けこみ、それでいてコシがある酒。そうした酒は熟成に耐え、燗で力を発揮します。

しかし近年は、表面だけの甘さや華やかな香りのあるインパクト重視の酒ばかり。きっと試飲会や飲み放題で受けるのはそうした酒でしょう。けれど、そうしたものを造り手が追いかけてしまうと、消費者が飽きたときに終わりがくる。
そこで私たちは歴代のブランド「御代栄(みよさかえ)」に加え、平成14年から新たなブランド「北島」を世に送り出し、さまざまな挑戦をはじめました。なかでも、酒づくりの原点「きもと造り」との出会いは大変重要なものとなりました。

純米なのに重くない、重くないのに体に沁み渡る。完成されたデジタル音源のCDが聴けるのに、アナログのレコードが心地よい。LED電球に切り替えられてしまっても、白熱球が癒され温かい。
高速道路の上を人力車で駆け抜けるような思いできもとを造っていますが、きっとそこには本来の日本酒らしい奥行を感じ取れる味わいがあると信じて、その学びをすべての造りにいかしています。

これからも伝統と革新を大切にし、みなさまに愛される日本酒をつくってまいります。北島酒造をどうぞよろしくお願いいたします。
14代目 北島輝人

杜氏のご紹介

杜氏 齋田 泰之

杜氏 齋田 泰之平成29酒造年度より杜氏を務めます。
初めて彼に会った時、迷いなく一瞬で決めました。北島酒造の酒造りを全て彼に任せよう、と。

新潟生まれなのに、夏季は鳥取で酒米作り、冬季は滋賀(北島酒造)で酒造り。若いながら米作り、酒造りの両方に精通しています。

まるで、米と対話、醪と対話しているよう。
造り中の背中はピーンとはりつめて、一寸の無駄もなく、すべての所作に「技」を感じます。

しかしながら造りが終わり、酒を飲み始めると、笑い声が絶えず皆を明るく照らす。冷えた酒をほとんど飲まず、一年中燗酒を愛する芯の通った変態です。(社長 談)

沿革

寛文4年(1664)
半三郎 針村に居住し庄屋をつとめる。
文化2年(1805)
創業。大福帳に「文化二年秋酒作り創むる」とあり、淀藩配下の酒造取締役に任ぜられる。
天保年間
酒造りのかたわら米屋、薬屋を営む。
明治年間
十代目北島半七が銘酒「柳川」の名声を高める。
三重、愛知、岐阜と販路を広める。この間造石高六百石となる。
戦時中
企業整備で酒蔵閉鎖
昭和25年
屋号「酒半」を改め、十二代目が北島駿一「北島酒造株式会社」を設立。資本金200万円。
大伴家持が万葉集で詠んだ「天皇の御代栄むと 東なる陸奥山に 黄金花咲く」に因み、この時より清酒「御代栄」で発売。
権利の買収等で増石し、同時に灘、伏見のメーカーへ桶売りをする。
昭和35年
資本金300万円に増資
昭和50年
資本金600万円に増資
昭和53年
十三代目 北島吉彦 代表取締役就任。
三倍増醸廃止、桶売り中止、さらに全量糖類の使用を全廃。
純米酒、吟醸酒等の高級酒に力を入れる。
昭和58年
製造用酒蔵新築
昭和61年
資本金1000万円に増資
昭和63年
大吟醸「御代栄」 全国新酒鑑評会金賞受賞
平成2年
新社屋完成
平成10年
大吟醸「御代栄」 全国新酒鑑評会金賞受賞
平成16年
大吟醸「御代栄」 全国新酒鑑評会金賞受賞
平成22年
大吟醸「御代栄」 全国新酒鑑評会金賞受賞
平成25年
十四代目 北島輝人 代表取締役就任

会社概要

社名
北島酒造株式会社
創業
文化2年(1805年)
設立
昭和25年(1950年)
資本金
1000万円
代表者
北島 輝人
所在地
〒520-3231 滋賀県湖南市針756
TEL
0748-72-0012
FAX
0748-72-0124
E-mail
info@kitajima-shuzo.jp
営業時間
9:00~17:00 日・祝祭日は休み
夏季土曜不定休(お問い合わせください)